社会が女性の起業を支援する意義について
貴重なスキルや実力を持ち、思いも強いのに、組織の中で活躍できずにいる優秀な女性たちはたくさんいます。
国や自治体の創業支援では、次世代に向けて新しい産業が生まれることや経済の活性化が目的とされることが多いのですが、女性の起業支援に特化して考えるとそれとは別の社会的意義があると考えています。
・女性視点で 生まれる商品やサービスが 社会を幸せにする
私が女性の起業支援に力を入れてきた一番の理由はここにあります。
ご自身が困った経験、悩んだ経験、子育てや介護、障害のあるお子さんのケアなど弱者視点を持つ方も多いです。
儲かりにくいけれど必要だからやる。
そんな中から生まれた商品やサービスは社会で必要とされている方がいて、その方たちの幸せにつながります。
女性が苦手なITでの情報発信力を支援する理由も、必要な方にしっかり届けるスキルを持って欲しい、と考えるからです。
・女性起業家が雇用を考える時
なかなか、人を雇う規模になる規模になる事例はまだまだ少ないですが、
子育て中の女性や障がいのある方などの仕事になるように、外注されるにあたってもそういう方に頼もうとする方が多いのが女性の起業の特長です。
・自己実現、生きがい
年齢にしばられず社会に関われる、いろんな背景からチャレンジできます。
人生100年時代。
いろんな苦労や人生経験を経たからできる起業も多く、雇用以外に生涯現役で働き続けられる「起業」は誰にとっても人生の中でどこかでチャレンジする機会が出てくると考えます。